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Kachōfūgetsu
植物の造形から受けたインスピレーションを
音にして空間を創造する
サウンドインスタレーションシリーズ【Kachōfūgetsu】
【音の視覚化】
目に見えない「音」を視覚で表現するとしたら
どんなモノがふさわしいか
・楽譜、波形、あるいはDTMのスクリーンショットなど
実用的に音を表現するモノ
・楽器の写真や詩など音をイメージで想起させるモノ
ある空間の中で音が鳴る。
そしてその音は響き拡がっていく。
音は立体的で複雑な構造をしていてランダムで
成り立つ法則は一様でない。
サウンドインスタレーションシリーズ【Kachōfūgetsu】では
音を視覚で表現するために植物・自然を用いる。
植物は複雑な構造をしていてそれぞれ違う形をしている
という点において音と同じである。
【音から見る】
音で何かを表現する時、鑑賞者がどう感じるかには
個人差がある。
救急車が近付いてくる時、
オフィスで電話が鳴っている時、
どこから鳴っているかわからない
という経験はないだろうか。
また、悲しい音、嬉しい音、好きな曲、嫌いな曲、
人によってどう感じるかは異なる。
つまり音について考えるということは
その人のことを考えることである。
音の鳴る空間を考えるということは
その人のいる空間、社会にについて考えることである。
サウンドインスタレーションシリーズ【Kachōfūgetsu】は
音の観点から
社会を捉えなおすアートプロジェクトである。
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