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時鳥
トキドリ
モチーフは【花火】
乾燥したアリウムに蛍光塗料で赤く着色した物を使用
他に青い種が印象的なタビビトノキ、松の枝を用いて
火を使うことなく室内で夏の夜空に打ち上がった花火を表現している
音源には水琴窟を使用
リアルタイムで録音し空間の様々な位置
から鳴るように音空間を設計
本作品は鉄製パイプと植物で構成されていることから
音も有機的で雅な水琴窟の音と電子音を融合させることで
涼しげな美しい夏の夜を表現している
ギャラリー内及びオブジェ自体に複数のスピーカーを設置
鑑賞者はギャラリー入り口から歩を進めてオブジェ前に来るまでに
様々な角度から鳴る音を聴取、体感する
鑑賞が始まった段階では色々な場所から音が鳴っているという
非日常的な空間に新鮮な刺激を受ける
そして鑑賞を続けるうちに音がどこから鳴っているか、という関心から音が自然と空間に溶け込んでいることに気が付く
あるいは無意識に感じることになる
時鳥(トキドリ)は昼と夜で姿を変える
夜は照明によって花火が打ち上がる
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